スポンサード リンク
鋏機能付きローラー型絞り器具。
スポンサード リンク
- 【要約】
【課題】 レトルトパック等加熱時取り扱いでの危険性の回避、レトルトパック、半煉り製品の食材パックや詰め替え用液体洗剤等内容物の取り出し辛さの解消等。また、レトルトパック、半煉り製品の食材パックや詰め替え用液体洗剤等容器の取り出し口の切り取り辛さの解消等。
【解決手段】 まず器具の握り部17・18に指を通し保持し、加熱されたレトルトパックは先端突起部5・6の先端突起部波型7・8で挟んで取り出す。ローラーの1・2の間にレトルトパック、半煉り製品の食材パックや詰め替え用液体洗剤等の容器を挟み、これら容器外装の端を片方の手で持ち引き絞ることにより、この課題を解決する。また、レトルトパック、半煉り製品の食材パックや詰め替え用液体洗剤等の容器外装が指先だけで切れない場合は、鋏部15・16で切る事でこの課題も解決する。
- 【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
鋏の機能に、2本のローラーとローラー先端部で品物を保持する為の突起部を備えた器具。
【請求項2】
先端突起部の接触面には、品物を保持した際滑り落ちないよう双方が交わる波型とする。
【請求項3】
ローラー部が取り外し清掃出来るよう、先端突起部も取り外しが出来るネジ留めにする。
【請求項4】
先端突起部の装着時にローラー軸に対し回転しない様、ローラー軸先端と先端突起部内部に回転防止加工を施す。【請求項1】
鋏の機能に、2本のローラーとローラー先端部で品物を保持する為の突起部を備えた器具。
スポンサード リンク
- 【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は、レトルトパック、半煉り製品の食材パックや詰め替え用液体洗剤等の中身を絞り出す際に使用する鋏機能付きローラー型絞り器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、過熱したレトルトパックは熱いながら指先でつまみ鍋等から取り出し、菜箸等で内容物をしごいて取り出している。同じく半煉り製品の食材パックや詰め替え用液体洗剤等も、指でしごきながら内容物を取り出していた。また、これらの商品の容器外装の素材によっては切り込みが有るにも係わらず切り辛かったり、指が滑って切り込み通りに切れないことがあった。
【考案の開示】
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、加熱時のレトルトパックは熱く火傷の危険が伴い、内容物を菜箸等でしごいても均等に力が加わらず内容物を綺麗に取り出すのに難があった。同じく半煉り製品の食材パックや詰め替え用液体洗剤等も内容物を取り出す時には、指でしごいて取り出すにも指と指との点での作業の為に綺麗には取り出し辛く時間がかかった。また、これら容器外装の取り出し口用に設けた切り込みは指が滑ったり、素材によっては力の加減で思い通りに切る事ができない場合、鋏を改めて用意し直さなければならないために不便である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
そこでレトルトパック、半煉り製品の食材パックや詰め替え用液体洗剤等の中身を取り出す際、鋏の機能に取り外しの出来る2本のローラーと、その先端で品物を保持する為の突起部、を備えた鋏機能付きローラー型絞り器具を考案した(図1)。この器具により加熱されたレトルトパックは、先端部で保持し火傷等の危険を回避し、レトルトパック、半煉り製品の食材パックや詰め替え用液体洗剤等の容器を2本のローラーの間に挟んで内容物を絞り出すことにより素早く安全に作業が実現されるのである。また、これら容器の取り出し口が指先で切れない場合でも器具の中心部が鋏となっているので、あえて鋏を用意しないで済むのである。
【考案の効果】
【0005】
よって、本考案の鋏機能付きローラー型絞り器具により、レトルトパック、半煉り製品の食材パックや詰め替え用液体洗剤等の外装を2本のローラーの間に挟み、もう片方の手で外装を引き絞ることによって、均等に内容物を取り出す事が出来るのである。また、ローラーの先端に備えた突起部により品物を保持する事が出来、突起部も双方が交わる波型としている為保持した際滑り落とす事が無い。これは加熱時の危険な熱い外装に触れること無く安全に商品を保持することが出来る。鋏機能付きローラー型絞り器具の中心部は鋏となっているので商品外装の取り出し口が指先で切れなかった場合、別の鋏を探す手間も省く事が出来る。また、絞り出した内容物でローラーの内外を汚してしまうことも想定されるので、先端部分をネジ留めとし先端突起部とローラーを引き抜き簡単に清掃ができる。
【考案を実施するための最良の形態】
【0006】
本考案に係る鋏機能付きローラー型絞り器具は図1に示すように、ローラー1・2、ローラー軸部3・4、先端突起部5・6、先端突起部の波型7・8、先端突起部取り外し用ネジ9・10、先端突起部内部回転防止加工11・12、ローラー軸部先端回転防止加工13・14、鋏部15・16、器具の握り部17・18、鋏部の軸19から形成されている。素材には、ローラー軸部及び鋏部、握り部までの本体をステンレスで一体形成し、先端突起部取り外し用ネジ、鋏部の軸も錆びないステンレスで形成することが水周りの台所・洗面所等には望ましい。ローラーと先端突起部は軽量化を図るためアルミ素材で形成。
- 【登録番号】実用新案登録第3148607号(U3148607)
【登録日】平成21年2月4日(2009.2.4)
【発行日】平成21年2月26日(2009.2.26)
【考案の名称】鋏機能付きローラー型絞り器具。
- 【出願番号】実願2008−6160(U2008−6160)
【出願日】平成20年8月5日(2008.8.5)
【出願人】
【識別番号】508263501
【氏名又は名称】
- ★当サイトのどのページも全てリンクフリーです、自由にお使いください
※以下のタグをホームページ中に張り付けると便利です。
-
当サイトではIPDL(特許電子図書館)の公報のデータを著作権法32条1項に基づき公表された著作物として引用しております、
収集に関しては慎重に行っておりますが、もし掲載内容に関し異議がございましたらお問い合わせください、速やかに情報を削除させていただきます。