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鋏
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- 【要約】
【課題】刃の切れ味が悪くなって切断対象が切断しにくくなった場合でも鋏の刃が切断対象の上を滑りにくい鋏を提供する。
【解決手段】第1刃11および第2刃12b有した剪定鋏10において、第2刃12bの刃尻から刃先までの間が湾曲しており、この湾曲に沿ってこぎり刃12bd,・・・を形成する。
- 【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
先端側に上刃部が形成され後端側に把持部が形成された第1刃材と、先端側に下刃部が形成され後端側に把持部が形成された第2刃材とが支持軸により互いに回転自在に支持された鋏において、
前記下刃部の刃尻から刃先までの間が湾曲しており、この湾曲に沿ってこぎり刃が形成されていることを特徴とする鋏。
【請求項2】
前記第1,2刃材の先端側に取付基部をそれぞれ設け、
前記上刃部および下刃部として上刃および下刃を前記第1,2刃材の取付基部に着脱自在に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の鋏。
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- 【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は、例えば植物の茎や枝を剪定する剪定鋏等の鋏に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から茎や枝などを剪定するための剪定鋏1が知られている(特許文献1)。この剪定鋏1は、図6に示すように、刃部2aおよび柄部5を有する刃体2と、刃部3aおよび柄部6を有する刃体3と、支持軸4等とを備えている。この刃体2,3にはそれぞれ軸孔が形成され、この軸孔に支持軸4が貫装され両者は互いに回動可能に取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−130846
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような剪定鋏1にあっては、刃部2a,3aの刃の切れ味が悪くなって切断対象を切断しにくくなった場合、切断対象を切断するために剪定鋏1に力を加えたとき、うまく切断できずに刃部2a,3aの刃が切断対象の表面を相対的に滑ってしまう問題があった。
【0005】
本考案は、上記問題に鑑みてなされたもので、刃部の刃の切れ味が悪くなった場合でもその刃が切断対象の表面上を滑ってしまうことのない鋏を提供することを目的とする。
【考案の開示】
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成する為に、本考案は、先端側に上刃を有し後端側に把持部が形成された第1の刃材と、先端側に下刃を有し後端側に把持部が形成された第2の刃材とが支持軸により互いに回転自在に支持された鋏において、
前記下刃の刃尻から刃先までの間が湾曲し、この湾曲に沿ってこぎり刃が形成されていることを特徴とする。
【考案の効果】
【0007】
本考案に係る鋏は、第2刃材に装着される下刃の刃尻から刃先までの間が湾曲し、この湾曲に沿ってこぎり刃が形成されているため、例えば、刃の切れ味が悪くなった場合でも、切断対象を切断する際に、こぎり刃の先端が切断対象に喰い込むため、刃が切断対象表面を相対的に滑ってしまうことが防止される。
また、この下刃は、第2刃材の取付基部に着脱自在に取り付けられているので、切断対象の種類に合わせて下刃を交換することができる。
- 【登録番号】実用新案登録第3149567号(U3149567)
【登録日】平成21年3月11日(2009.3.11)
【発行日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【考案の名称】鋏
- 【出願番号】実願2009−228(U2009−228)
【出願日】平成21年1月21日(2009.1.21)
【出願人】
【識別番号】503039473
【氏名又は名称】
- 【代理人】
【識別番号】100082670
【弁理士】
【氏名又は名称】西脇 民雄
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