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包丁の構造
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- 【要約】
【課題】切断時に切断した物体が、包丁面に粘着しない包丁を提供する。
【解決手段】切断に用いる包丁面1と握るのに用いる柄1’の部分が一体に結合された形式で製造される。このうち、包丁面1には、数段の小さな間隔で複数の細かい溝を有する凹溝11が施されて、その細い凹溝11の上、下両端が包丁の背と刃先まで伸びている。前記包丁が切断時、その包丁面に施された数段の小さな間隔で複数の細かい溝を有する凹溝11が施されていることにより、包丁面の外の気流が流通することで、切断された物体が包丁の包丁面1に付着して張り付くという状況を回避して、スムーズに切断動作が行える実用的効果を有する。
- 【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
切断に用いる包丁面と握るのに用いる柄の部分が一体結合で構成され、包丁面には、数段の小さな間隔で複数の細かい溝を有する凹溝が施され、その細い凹溝の上、下両端が包丁の背と刃先まで伸びており、前記包丁が切断時、その包丁面に施された数段の小さな間隔で複数の細かい溝を有する凹溝が施されていることにより、包丁面の外の気流が流通することで、切断された物体が包丁の包丁面に付着して張り付くという状況を回避して、スムーズに切断動作が行える実用的効果を有することを特徴とする包丁の構造。
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- 【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は包丁の構造に関し、特に、包丁面と包丁の柄部分が一体となっており、このうち、包丁面に数段の小さな間隔で複数の細かい溝を有する凹溝が施されて、その細い凹溝の上、下両端が包丁の背と刃先まで伸びていることにより、前記包丁が切断時に切断された物体が包丁の包丁面に付着して張り付くという状況を回避して、スムーズに切断動作が行える実用的効果を有する包丁に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に見られる包丁Aは、その包丁面A1が平面で平らなものがほとんどである(図1を参照)。しかしながら、実際に使用した場合、使いにくい状況が多々発生する。例えば、肉片B1等の物体Bを切断する場合、仮に冷凍してあるときには肉全体が「硬い」ため、切断した肉片B1は包丁面A1に粘着することはないが、肉片B1が冷蔵の場合、肉に弾力性があるため、切断の際に包丁面A1(図2を参照)に粘着する。このような場合、切断するのに不便を来たし、作業を中断して、包丁面に粘着した肉辺B1を取り除いてから作業を続ける必要があるため、作業に不便であると同時に時間の無駄が生じる。
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
したがって、本考案は、切断時に切断した物体が包丁面に粘着しない包丁を提供する ことを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するために、本考案は、切断時に切断した物体が包丁面に粘着しない包丁を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案の包丁の構造は、切断に用いる包丁面と握るのに用いる柄の部分が一体に結合された形式で製造される。このうち、包丁面には、数段の小さな間隔で複数の細かい溝を有する凹溝が施され、その細い凹溝の上、下両端が包丁の背と刃先まで伸びている。前記包丁が切断時、その包丁面に施された数段の小さな間隔で複数の細かい溝を有する凹溝が施されていることにより、包丁面の外の気流が流通することで、切断された物体が包丁の包丁面に付着して張り付くという状況を回避して、スムーズに切断動作が行える実用的効果を有する。
【考案の効果】
【0006】
本考案の包丁面には、数段の小さな間隔で複数の細かい溝を有する凹溝が施されて、その細い凹溝の上、下両端が包丁の背と刃先まで伸びていることにより、包丁面の外の気流が流通して、切断された物体が包丁の包丁面に付着して張り付くという状況を回避し、スムーズに切断動作が行える実用的効果を有する。
【考案を実施するための形態】
【実施例】
【0007】
まず、図3、図4、図5、図6を参照しながら、本考案の包丁の構造について説明する。本考案の包丁の構造は、切断に用いられる包丁面1と握るのに用いられる柄の部分1’から構成される。このうち、包丁面1には、数段の小さな間隔で複数の細かい溝を有する凹溝11が施されている。その細い凹溝11の上、下両端は包丁の背12と刃先13まで伸びている。包丁が切断時(図7、図8に示したとおり)、その包丁面1に施された数段の小さな間隔で複数の細かい溝を有する凹溝11の上、下両端が包丁の背12と刃先13まで伸びていることにより、包丁面1の外の気流が流通することで、切断された物体B(例えば、肉片や柔らかく弾力性のある物体)が包丁の包丁面1に付着して張り付くという状況を回避して、スムーズに切断動作が行える実用的効果を有する。
- 【登録番号】実用新案登録第3154901号(U3154901)
【登録日】平成21年10月7日(2009.10.7)
【発行日】平成21年10月29日(2009.10.29)
【考案の名称】包丁の構造
- 【出願番号】実願2009−5843(U2009−5843)
【出願日】平成21年8月18日(2009.8.18)
【出願人】
【識別番号】509232832
【氏名又は名称】奇男子五金製品(浙江)有限公司
- 【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
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