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カレンダー
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- 【要約】
【課題】株価等の予め定められた案件の変動を把握し、近未来的にこの案件の動向を予測
出来るカレンダーを提供する。
【解決手段】月別シート20の各日付枠欄21には大文字の日付22、小文字の日付23
、コメント欄24及びチャート欄25が配置されている。株価の予想用に使用する場合は
、チャート欄25に株価の変動を示すチャート44を、コメント欄24には特記事項を示
すコメント43を書き込む。このチャート44とコメント43によって株の売買のタイミ
ングを予測する。シール51は過去になった大文字の日付22上に貼り付け、日めくり的
な役割を果たす。
- 【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
横軸に曜日順に、縦軸に週順に並べてマトリックス状に日付枠欄を印刷した月別のカレ
ンダーであって、上記日付枠欄を4つの区画に分け、その第一区画には大文字の現在日付
を、第二区画には小文字の過去日付をそれぞれ印刷し、第三区画には予め定められた案件
の動向の特徴を図表として表示するデータチャートを、第四区画には予め定められた案件
の動向の特徴を簡潔に表わすコメントをそれぞれ記入表示できる余白部分を設けた1月か
ら12月までのシートよりなる月別シートと上記第一区画の現在日付を隠蔽するためのシ
ールとを備え、上記データチャートと上記コメントを参照して予め定められた案件の動向
の近未来的予測を立てやすくしたことを特徴とするカレンダー。
【請求項2】
上記シールは、上記大文字の現在日付のみを隠蔽する大きさを有し、剥離紙に多数貼付
された接着シートよりなることを特徴とする上記請求項1記載のカレンダー。
【請求項3】
上記第一区画の大文字の現在日付は上記日付枠欄の左上に、第二区画の小文字の過去日
付は上記日付枠欄の右上に、上記データチャートを表示する余白部分は上記日付枠欄の右
下に、上記コメントを記入する余白部分は上記日付枠欄の左下にそれぞれ設けたことを特
徴とする請求項1記載のカレンダー。
【請求項4】
複数の上記月別シートを上下または左右に連結するための接続部を上記月別シートに設け
たことを特徴とする請求項1記載のカレンダー。
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- 【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は、月別のカレンダーシートの余白に予め定められた案件、例えば、商業、生産
、投資、家計簿、健康管理、スポーツのスコア等の動向を連続的に記録することにより、
この案件の近未来的動向を予見、予測できるカレンダーに関する。
【背景技術】
【0002】
近時、予定またはメモを記入するための余白を設け、仕事や家庭生活の運用管理を行う
ことができるカレンダー又は手帳が一般化されつつある。
【0003】
例えば、特開2005−059462号公報記載の発明は、1枚の月別表のカレンダー
に縦軸の曜日に合わせて数年分の日付を並列的に記載したもので、曜日又は年間の催事に
よる変動を対比しやすくし、各種スケジュールの立案や管理を容易にすることが出来るよ
うにしたものである。
【0004】
また、特開平09−001955号公報記載の発明は、1枚の月別表のカレンダーに日
にち欄、曜日欄、自由書き込み欄を設け、自由書き込み欄に各種の行事予定、出来事、検
診データ等を書き込み、書き込み後の月別シートを保管ファイルホルダーに収納保管する
ことによって、過去のものと比較、参照を容易にすることが出来るようにしたものである
。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−059462号公報
【特許文献2】特開平09−001955号公報
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
【0006】
上記特開2005−059462号公報記載の発明は、曜日欄に合わせて1か月分の日
にち欄を数年分並列記載しているので、各年度ごとの対比は容易に出来るものの、各週単
位の比較は出来ない。また、メモ用の予備欄を設けてもよいと記載されているが、この予
備欄は各年度毎に設けられていないので、各年度毎の予備欄の内容、特にデータを比較検
討することは出来ないという欠点がある。
【0007】
上記特開平09−001955号公報記載の発明は、各月毎のシートに1か月分の曜日
と日にちが記載されているが、各週毎に対比できるように曜日に合わせて日にちが記載さ
れていないので、各週単位の傾向を把握するために使用するには不便であり、又データを
比較検討することが出来ないという欠点がある。
【0008】
本考案では、上記の欠点を解消し、予め定められた案件、例えば、商業、生産、投資、
家計簿、健康管理、スポーツのスコア等の週単位の曜日による変動の傾向を把握し、近未
来的にこの案件の動向を予測出来るカレンダーを提供することを目的としている。
【0009】
本考案では、1か月分の月別シートに過去の月別シートを縦又は横に接続することによ
って、過去のデータと一覧的に比較でき、予め定められた案件、例えば、商業、生産、投
資、家計簿、健康管理、スポーツのスコア等の変動や進捗動向を把握し、直ちに現場決断
や適切な処置を迅速にする事が出来るカレンダーを提供することを目的としている。
【0010】
本考案では、1か月単位のシート状のカレンダーであるにも係わらず、日めくり的な使
途にも使用出来るカレンダーを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本考案のカレンダーは、横軸に曜日順に、縦軸に週順に並べてマトリックス状に日付枠
欄を印刷した月別のカレンダーであって、上記日付枠欄を4つの区画に分け、その第一区
画には大文字の現在日付を、第二区画には小文字の過去日付をそれぞれ印刷し、第三区画
には予め定められた案件の動向の特徴を図表として表示するデータチャートを、第四区画
には予め定められた案件の動向の特徴を簡潔に表わすコメントをそれぞれ記入表示できる
余白部分を設けた1月から12月までのシートよりなる月別シートと上記第一区画の現在
日付を隠蔽するためのシールとを備え、上記データチャートと上記コメントを参照して予
め定められた案件の動向の近未来的予測を立てやすくしたことを特徴とする。
【0012】
上記第一区画の大文字の現在日付は上記日付枠欄の左上に、第二区画の小文字の過去日
付は上記日付枠欄の右上に、上記データチャートを表示する余白部分は上記日付枠欄の右
下に、上記コメントを記入する余白部分は上記日付枠欄の左下にそれぞれ設けられている
。
【0013】
第一区画の大文字の現在日付と第二区画の小文字の過去日付とは同じ日付が印刷されて
いるが、大文字の現在日付の上に予め添付されているシールを貼ると大文字の現在日付が
消込まれ、日付としては小文字の過去日付のみが表示されるので、シールを貼ることが「
日めくり」したことになる。つまりシールを貼った日付の右が現在進行中の現在日付とな
り、更にその右以降が未来の日付となる。つまり、過去、現在、未来と横一線に並んで表
示されることになる。
【0014】
上記シールは、上記大文字の現在日付のみを隠蔽する大きさを有し、剥離紙に多数貼付
された接着シートより構成されている。
【0015】
複数の上記月別シートを上下または左右に連結するための接続部が上記月別シートに設
けられている。
即ち、月別シートの欄外角部近くに左右2か所ずつ、上下2か所ずつに月別シートを吊
り下げまたは接続するための切込み線がそれぞれ2本ずつ設けられ、この切込み線間のス
ペースをそれぞれ合わせて折り曲げ仮止めしておくと上下または左右に一表となり、現在
と長期の過去が一表となって一覧でき、未来の予知、予測が容易にできる。
【0016】
そして、カレンダーは仮止めすることによって特定の月だけ選んで集めてファイルして
おくことが可能になる。仮止めするには合わせ折してゼムクリップ又はミニクリップで止
めておく、ピン止めしておくなどの方法がある。
【0017】
この接続部によって、このカレンダーの月別シートを縦方向に接続すれば、数か月分の
過去の月別シートを一望できるように接続できる。また、横方向に接続すれば数年分の同
じ月を対応して一望できるので、その案件、例えば商業における営業成績、仕入れ値の管
理、在庫管理等、生産における工程管理、品質管理、在庫管理等、投資即ち株式、外国為
替、証券等の取引、家計簿の管理、健康即ち血圧、体重や血糖値等、スポーツ即ち野球や
ゴルフなどのスコア等の動向、価格の変化等を大きな広がりの中でとらえることができる
。また、過去の特定の時期を選んで縦または横に接続して比較分析することもできる。
【0018】
固着しておけば後で何回でも観察できるが、特定のアイテムでいろいろ集合して見れば
新しい発見が生まれることもあるので、当初仮止めした後、固着するのが好ましい。固着
の方法としては、ホチキス止め、接着剤による接着等が用いられる。仮止めする場合の分
類には売上管理のケースでは季節別、催事別、新商品の投入別、競合商品別等を使用すれ
ば、それらの影響等を調べることができる。
【0019】
例えば、株価チャートとして利用する場合には特定銘柄の株価のグラフや移動平均線等
を記入し、チャート化すれば、売買のタイミングを予測することができる。同様に、外国
為替取り引き、投資等にも利用できる。
- 【登録番号】実用新案登録第3167333号(U3167333)
【登録日】平成23年3月23日(2011.3.23)
【発行日】平成23年4月14日(2011.4.14)
【考案の名称】カレンダー
- 【出願番号】実願2011−587(U2011−587)
【出願日】平成23年2月4日(2011.2.4)
【出願人】
【識別番号】311001163
【氏名又は名称】
- 【代理人】
【識別番号】100066441
【弁理士】
【氏名又は名称】川島 順
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