鉛筆削り具
- 【要約】
【課題】 ナイフを用いて鉛筆を削ると言う行為は脳の発育を促進し手先の器用さを養い忍耐力を培かい健全な青少年の育成に役立ったものである。然し乍ら現在学生達はナイフの所持を禁じられているので従来のナイフの形態を全く変えた安全で且つ公けに学校等で其の所持を認められる刃物の考案作成である。
【解決手段】 切削部(1)を持つ刃物の両端に手指及び他人を傷付ける事を防止する為の突起部(2)を形成したる刃物の要部(A)に(A)を保持する柄部(E)を(A)に形成したる突起部(D)を介して固着した鉛筆削り具。
- 【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 切削部(1)を有する刃物の両端に自己の手指及び他人を傷付ける事故を防止する為の突起部(2)を形成したる刃物の要部(A)に要部(A)を保持する柄部(E)を備えたる鉛筆削り具。
- 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はナイフおよび小刀等の刃物類に属する切削具の鉛筆削り具である。
【0002】
【従来の技術】
従来鉛筆を削ると言う行為は曾てはナイフ、小刀等を用いて行なわれていたが戦後20年余を経た頃より学生達の間でナイフに依る事故が多発し学生達の刃物所持が禁止され、手動・電動の鉛筆削り器が開発されて、手で鉛筆を削る事が無くなり、其の為、今迄鉛筆を手で削る事に依って培かわれて来た忍耐力が失なわれ、短絡的な青少年が造成され大きな社会問題になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
学生達に曾ての如く刃物を用いて手で鉛筆を削る行為を復活させる事に依って忍耐力を養い有為な青少年を育成する事が望ましいが学生達はナイフの所持を禁止されているので従来のナイフの形態を全く変えた刃物の考案が必要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する為、本考案は刃物の切削部の両端に安全の為の突起部を設け、手指を傷付ける事なく小学校低学年の生徒達でも刃物の威圧を感じる事なく安心して鉛筆削りが出来る様に作成した。
【0005】
【考案の実施の形態】
切削部を有する刃物の両端に自己の手指及び他人を傷付ける事故を防止する為の突起を形成したる刃物の要部に要部を保持する柄部を設けた鉛筆削り具。
【0006】
【実施例】
図1〜2参照。
切削部(1)を有する刃物の両端に自己の手指及び他人を傷付ける事故を防止する為の突起部(2)を形成したる刃物の要部(A)に要部(A)を保持する為に要部(A)に形成したる突起部(D)を介して柄部(E)を固着したる鉛筆削り具。
【0007】
[其の他の実施例]
図5〜6参照。
直線の切削部(1)を持つ刃物の両端に他人を傷付ける事故を防止する為の突起部(2)を形成したる刃物の要部(A)に鞘(3)を装着したる工作用機能を有する鉛筆削り具。
【0008】
[其の他の実施例]
図9〜10参照。
曲線の切削部(1)を持つ刃物の両端に他人を傷付ける事故を防止する為の突起部(2)を形成したる刃物の要部(A)に鞘(3)を装着したる工作用機能を有する鉛筆削り具。
【0009】
【考案の効果】
本考案は上記のとおり形成されているので次に記載する効果を奏する。
【0010】
実施例図1に於ける削り具は切削部(1)の幅をせまく突起部(2)を長く形成してあるので小学校低学年の子供達でも手指を傷付ける事なく刃物の威圧を感じる事もなく安心して鉛筆削りが出来る。
【0011】
其の他の実施例における削り具は切削部は長く形成されているが、突起部と鞘を握る拳とで間隙を充分にとってあるので切削部が他人の手或いは身体に触れる事は絶対にないので小学校高学年の学生にナイフ感覚の所持感で鉛筆削りの意欲を持たせる事が期待出来る。
- 【登録番号】第3057303号
【登録日】平成11年(1999)1月6日
【発行日】平成11年(1999)5月11日
【考案の名称】鉛筆削り具
- 【出願番号】実願平10−6419
【出願日】平成10年(1998)8月5日
【出願人】
【識別番号】598157487
【氏名又は名称】
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