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画 板
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- 【要約】
【課題】 構図の精確度を大幅に向上させ、且つ楽しく絵を画くことを可能にする画板を提供する。
【解決手段】 この画板20は、光透過可能な材料から構成される。
- 【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】光透過可能な材料から構成されることを特徴とする画板。
【請求項2】前記光透過可能な材料はアクリル材又はガラス材であることを特徴とする請求項1に記載の画板。
【請求項3】前記画板がスタンド、三脚台又は卓上ベースに設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の画板。
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- 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は絵を画く時に用いる画板の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
図5に示すように、図や絵を画くときには通常画板(60)を用意し、その画板(60)にキャンバス部材(62)を載せた後、使用者は目視で構図対象物(64)を確認・測定しながらキャンバス部材(62)に構図対象物(64)を画く。この方法によれば、練習の目的が達成できる。しかし、絵を画く経験の少ない初心者にとっては、長期間に亘り練習を行わないと実物に近い構図が出来あがらなく、且つ従来の画板には構図に対する補助機能が何も設けられていないので、更に改良する必要がある。
【0003】
本考案は、上記の課題を解決するものであり、絵を画く時に、キャンバス部材と画板、又は画板のみを通して構図対象物の輪郭がそのままキャンバス部材又は画板に映り、その輪郭が絵を画く時の参考になるので、構図の精確度が大幅に向上されると共に、楽しく絵を画くことができる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、光透過可能な材料から構成されることを特徴とする画板を提供する。
前記光透過可能な材料はアクリル材又はガラス材であることが好ましい。
前記画板がスタンド、三脚台又は卓上ベースに設けられることが好ましい。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を添付図面に示す実施形態に基づき、更に詳細に説明する。
図1は本考案に係る第一実施形態の斜視図であり、図2は本考案に係る第二実施形態の斜視図であり、図3は本考案に係る第三実施形態の斜視図であり、図4は本考案に係る第一実施形態の使用状態を示す模式図である。
【0006】
図1、2に示すように、本案に係る画板(20)は、略矩形を成すと共に光透過可能な材料、例えばアクリル材やガラス材からなり、スタンド(10)の上部に配置されるものである。
【0007】
図1と図4に示すように、絵を画く時は、画板(20)に透明なキャンバス部材(22)を載せるだけで、キャンバス部材(22)と画板(20)を通して構図対象物(24)の輪郭がそのままキャンバス部材(22)に映るので、キャンバス部材(22)に映った構図対象物(24)の輪郭に沿って、構図対象物(24)の輪郭をそのままキャンバス部材(22)に画き、色を付けることにより、実際の構図対象物(24)とそっくりの構図が容易に完成できる。
【0008】
図2に示すように、上記スタンド(10)の代りに三脚台(12)上に画板(20)及びキャンバス部材(22)を載せることにより、上記と同様に楽しく絵の練習を行うことが出来る。
【0009】
図3に示すように、上記スタンド(10)の代りに卓上ベース(14)上に画板(20)及びキャンバス部材(22)を載せることにより、上記と同様に楽しく絵の練習を行うことが出来る。
【0010】
上記の実施形態では透明な画板(20)と透明なキャンバス部材(22)を共に使用するが、透明なキャンバス部材(22)を使用せずに、直接に透明な画板(20)に絵を画くことも出来る。
【0011】
【考案の効果】
本考案は上記の構成を有するので、少なくとも次のような効果が達成できる。
1.絵を画く時に、透明なキャンバス部材(22)と画板(20)を通して構図対象物(24)の輪郭がそのままキャンバス部材(22)に映るので、キャンバス部材(22)に映った構図対象物(24)の輪郭に沿って、構図対象物(24)の輪郭をそのままキャンバス部材(22)に画き、色を付けることにより、実際の構図対象物(24)とそっくりの構図が容易に完成できる。従って、構図の精確度が大幅に向上すると共に、楽しく絵を画くことができるようになる。
2.透明なキャンバス部材(22)を使用せずに、直接に透明な画板(20)
に絵を画くことにより、上記1と同様の効果を達成できる。
- 【登録番号】実用新案登録第3087436号(U3087436)
【登録日】平成14年5月15日(2002.5.15)
【発行日】平成14年8月2日(2002.8.2)
【考案の名称】画 板
- 【出願番号】実願2002−226(U2002−226)
【出願日】平成14年1月22日(2002.1.22)
【出願人】
【識別番号】502024878
【氏名又は名称】
- 【代理人】
【識別番号】100075812
【弁理士】
【氏名又は名称】吉武 賢次 (外6名)
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