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山型定規、ならびに水平器つき定規。
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- 【要約】
【課題】 定規を使っての手作業である線引き、カッティング、計測、行読みなどをする時、定規えの押さえ手の力の負担と、その定規と対象物との固定度調和を高め、ズレや歪みなく、更に作業手順も少くスムーズな作業を行なえる定規を提供する。
【解決手段】 定規の中央部を右端末から左端末に向けての平行線上が低い山形となるように折り曲げ、その山の中央裏側に水平器を接着剤でとりつけた、山型定規とするものであり、山形にした事で定規の下部の接触面が二本平行の刃形押さえの役目となったのを特徴とする。
- 【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 定規の素材となる長方形板の中央部を端末(C)から端末(D)をむすぶ手前面(A)との平行線上を逆V字形の低い山となるように成型して造った定規。
【請求項2】 山型に成型した定規の側(B)の中央部の下(E)側に、水平器(2)を接着剤でつけ、定規の上面(F)側にその水平中心点目盛りを付記した定規。
【請求項3】 山型定規水平器付きの上面(B)側に分度計目盛りをつけ、更に水平器中心点をゼロ地点とした左、右それぞれの端に向けての計測目盛りを付記した定規
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- 【考案の詳細な説明】
【0001】【考案の属する技術分野】
この考案は、長方形平板を素材とし、その中央部に、並行線が山となる低い逆V字形に成型し、その定規の内下側に水平器をとりつけたものである。
【0002】【従来の技術】
従来の定規のほとんどが、長方形平板定規で、なかには拡大レンズ、移行用ローラー、線引き溝、行間読みのための赤線入りなどのがあった。
【0003】【考案が解決しようとする課題】
これには次のような欠点があった。
(イ)平板定規は対象物との接触面が大きく、定規のよごれる頻度と、定規えの押さえ手の力も高かった。
(ロ)線引きやカッティング作業時、定規の固定性が弱く長尺作業ではズレや歪む事が多かった。
(ハ)壁面に水平位置決めでは、何回もの作業手順を要した。
【0004】【課題を解決するための手段】
定規の中央部が、平行線をたどる山となるよう折り曲げ成型し、その中心下裏(E)面に水平器(2)をとりつけ接着し、定規の向う(B)面にその水平器中心点を表記し、分度目盛りもつける。
本考案は、以上のような構成よりなる山型水平器付き定規である。
【0005】【考案の実施の形態】
定規を山形にしたことで押さえる力が軽くても安定性があり、タテ、ヨコえの移動にもズレなく平行移動し、手順良く作業ができ、押え手の負担も軽くて済む。
【0006】【実施例】
以下、本案の実施例について説明する。
(イ)長方形の平板を定規の素材とし、その平行線上を低い山となるよう成型して、山型定規にする。
(ロ)山型定規の中央部に水平器(2)を裏面(E)側にとりつけ接着し、定規の表面(F)向う(B)側にその水平中心点を付記し、その起点をゼロとして、左右それぞれにむかっての計測表記をつける。
(ハ)水平器の中心点をゼロ起点とした分度目盛りをつける。
【0007】【考案の効果】
本案は以上のような構造なので、従来の欠点であった定規のよごれがなくなり、定規の押さえ手の力も軽くて操作可能となり、定規を山型にしたことで、定規の手前(A)と、向うの(B)接触部分となる下が、刃形押さえの役目をするので高度な安定した固定が生じ、たとえ長尺寸に及ぶ作業でも作業上のズレや歪みなどの欠点もなく、位置決め、行間読みなどにも、正確さと、敏速性も良くなり、手順の回数も少なくて済ませるようになった。
- 【登録番号】実用新案登録第3088155号(U3088155)
【登録日】平成14年6月12日(2002.6.12)
【発行日】平成14年8月30日(2002.8.30)
【考案の名称】山型定規、ならびに水平器つき定規。
- 【出願番号】実願2002−2021(U2002−2021)
【出願日】平成14年2月22日(2002.2.22)
【出願人】
【識別番号】502128280
【氏名又は名称】
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