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糊塗布用文房具
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- 【要約】
【目的】 糊を塗布する際卓上等に置くことなく紙の端一定幅に糊を塗布することができ、糊を塗ろうとする人の利き手及び紙と手の角度を自由に選択する事ができる糊塗布用の文房具の提供【構成】 従来あるスティック状の糊を糊固定部分1に差し込み糊固定用コード2及び糊固定用レバー3の作用により糊を固定し、糊を塗ろうとする紙を糊受け台6の上および紙当て5に接触させ握り部分4を握り糊を紙に接触させ紙当て5の半円の形状の利点より利き手及び紙と手の角度を自由に選択しこれをスライドさせて糊を塗布する。
- 【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 従来あるスティック状の糊を容器の外周に関係なく固定するための糊固定用レバーで外周が変化する糊固定用コードを具備する糊塗布用文房具。
【請求項2】 紙に糊を塗布する際、紙を糊と糊受け台で挟み込む機構により紙を台の上に置くことなく糊を塗布することができる糊塗布用文房具。
【請求項3】 紙を糊と糊受け台で挟み込む機構と紙当ての作用により紙の端一定幅に糊を塗布することできる糊塗布用文房具。
【請求項4】 糊を塗布する際、半円の形状をした紙当てを備えることによる糊の塗り易さと左右の利き手を問わない糊塗布用の文房具。
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- 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、紙に糊を塗布する際の利便性を求めた文房具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、糊は日常生活、学校、会社内の事務処理等多様に使用されており身近な文房具として愛用されている。
【0003】
上記の糊の使用に際しては卓上等何れかの台に紙を置いて糊を塗布し、また紙から糊がはみ出さぬよう塗布する注意を必要とする。
【0004】
また、上記の注意点を解決するべく糊を塗布しようとすると紙の下に不要な紙等を敷き、糊を塗布しようとする紙からはみ出して糊を塗布する結果、限りある資源の無駄と不要な紙等を敷くというい手間が発生する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の糊を塗布しようとする紙を何れかの台に置かず、また紙の端一定幅に糊を塗布しようとする文房具であり、従来のスティック状の糊に対応して使用できる新たな文房具の提供。
【0006】
本考案において、糊を動かす手の向きを考慮し左右の利き手を問わない糊塗布用の文房具の提供。
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案では従来のスティック状糊8の円周の大きさに対応するため図1の糊固定部分1に従来使用されているスティック状の糊を差込み糊固定用レバー3の稼動により糊を固定する。
【0007】
また、何れかの台を使用せず糊を塗布できるよう固定されたスティック状糊8が図5のように糊塗布用文房具に紙を挟める上下運動の機構によりスティック状糊8と紙が糊受け台6に接する機構を備える。
【0008】
さらに、糊を動かす手の向きと左右の利き手に対応できるよう糊受け台6から一段あげた紙の端が接する紙当て5を半円の形状にする。
【0009】
【作用】
本考案では、糊を固定するために糊固定用レバー3と糊固定用コード2を連結させ糊固定用レバー3に図7のように上下可動し上から力を加えない時はストッパー10と噛み合う機構を備えることにより糊固定用コード2が固定される。
【0010】
【実施例】
図1においてスティック状糊8を糊固定部分1に糊部分を下にして差込み、固定用レバー3を下に押しながら引く事でスティック状糊8を固定し、固定されれば固定用レバー3を放す。
【0011】
次に糊を塗布する際には紙を図1の紙当て5に接触させ図5のように握り部分4を握ることにより紙に糊が接する。
【0012】
接触した糊は図6のように紙と手の向きが糊を塗ろうとする人の利き手及び手の向きが自由に選択され、糊を塗ろうとする反対の手で紙を持ち、握り部分4を握ったままスライドさせることにより糊の塗布が進行される。
【0013】
【考案の効果】
本考案により、従来のスティック状の糊を使用して卓上に紙を置くことなく、紙の端一定幅に糊を塗布する事ができる。
【0014】
また、左右の利き手を問わず、紙と糊塗布用文房具との角度が塗る人によって自由に選択できる。
- 【登録番号】第3037506号
【登録日】平成9年(1997)2月26日
【発行日】平成9年(1997)5月20日
【考案の名称】糊塗布用文房具
- 【出願番号】実願平8−12644
【出願日】平成8年(1996)11月6日
【出願人】
【識別番号】594141864
【氏名又は名称】株式会社堀之内
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