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すずり
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- 【要約】
【課題】 卓上等に置いたときの安定性がよく、丈夫で使い勝手のよいすずりを提供する。
【解決手段】 上面の前側に墨溜部1を同じく後側に墨磨部2をもつすずり本体3における前・後端部の下面個所の外辺縁および左・右辺縁に突条の着地脚部4、5を一体に突設し、また同本体3における中央部の下面個所の左・右辺縁に上記前後の着地脚部4、5より低く且つ前後両端が同着地脚部4、5の両端に連続する左・右補強用突縁6、7を一体に突設すると共にこれ等左・右補強用突縁6、7の外面をすずり本体3の左右両側面より低くして指掛用段部8、9を設け、また上記後側の着地脚部5の下面に滑止用弾性部材10を固定したものである。
- 【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 上面の前側に墨溜部1を同じく後側に墨磨部2をもつすずり本体3における前・後端部の下面個所の外辺縁および左・右辺縁に突条の着地脚部4、5を一体に突設し、また同本体3における中央部の下面個所の左・右辺縁に上記前後の着地脚部4、5より低く且つ前後両端が同着地脚部4、5の両端に連続する左・右補強用突縁6、7を一体に突設すると共にこれ等左・右補強用突縁6、7の外面をすずり本体3の左右両側面より低くして指掛用段部8、9を設け、また上記後側の着地脚部5の下面に滑止用弾性部材10を固定したことを特徴とするすずり。
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- 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、すずりに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来知られているこの種のすずりは、卓上もしくは机上の所定の個所に置いたときに安定性が悪く、また卓上もしくは机上から手指で持ち上げるときに指がかりが悪いために取り落して周囲を汚したりすることがある等の不都合があった。
尚、従来色々な形式のすずりは知られているが、一挙に上記の不都合を充分に解消するに至っているものは見当たらない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記不都合を解消する工夫を施した新規のすずりを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案に係るすずりは、上面の前側に墨溜部1を同じく後側に墨磨部2をもつすずり本体3における前・後端部の下面個所の外辺縁および左・右辺縁に突条の着地脚部4、5を一体に突設し、また同本体3における中央部の下面個所の左・右辺縁に上記前後の着地脚部4、5より低く且つ前後両端が同着地脚部4、5の両端に連続する左・右補強用突縁6、7を一体に突設すると共にこれ等左・右補強用突縁6、7の外面をすずり本体3の左右両側面より低くして指掛用段部8、9を設け、また上記後側の着地脚部5の下面に滑止用弾性部材10を固定したものである。
【0005】
【考案の効果】
本考案に係るすずりは、上記のような構成であるので、卓上等に置いたときには前・後両端が着地し、中央部分が浮いた恰好となって極めて安定性がよく使い勝手もよいものであり、特に薄い構成となている中央部分が左・右補強用突縁6、7により丈夫にされて耐用性がよいものであり、また左・右補強用突縁6、7の外面をすずり本体3の左右両側面より低くして指掛用段部8、9を形成したので、当該指掛用段部8、9を使うことで指がかりが良くなり卓上から持ち上げるときの取り落しの充分な解消ができる等の実用的効果を有するものである。
【0006】
【実施例】
本考案は、樹脂成形したものにセラミック粉体混入物質を塗布することによって、墨のかおりのよい完成品を得るようにしたものである。
- 【登録番号】第3041051号
【登録日】平成9年(1997)6月18日
【発行日】平成9年(1997)9月5日
【考案の名称】すずり
- 【出願番号】実願平9−1771
【出願日】平成9年(1997)2月28日
【出願人】
【識別番号】591284760
【氏名又は名称】大山株式会社
- 【代理人】
【弁理士】
【氏名又は名称】杉山 泰三
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