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シャトルカバー
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- 【要約】
【課題】本考案は手織り機において、シャトルに巻きつけた横糸と縦糸が作業時に擦れてもシャトルがスムースに通るようにするとともに、静電気を持つ糸ほこりの発生を防止する。
【解決手段】本考案はシャトル2に横糸3を巻きつけた状態でシャトルカバー1に差込んで使用すると、シャトルカバー1がない時発生する、縦糸4との摩擦が少なく、通しやすくなるとともに、摩擦で発生する静電気を持つ糸ほこりを少なくして、糸ほこりの除去の回数を少なくし、糸ほこりの口への吸いこみも少なくするものである。
- 【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
手織り機において、シャトルに横糸を巻きつけた状態がスムースに出し入れ出きる、片方が矢型、矢型に対面する片方が開口した筒状の樹脂製フィルムのシャトルカバー。
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- 【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は手織り機のシャトルのカバーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
手織り機の縦糸の開口部に横糸を巻きつけたカバーなしシャトルを通している.
【考案の開示】
【考案が解決しとうとする課題】
【0003】
シャトルに横糸を多く巻きつけると、縦糸の開口寸法以上に分厚くなり、縦糸とシャトルが擦れて通し難くなる。又、シャトルは織物の横糸の数だけ縦糸に通すため、縦糸とシャトルに巻きつけた横糸が擦れて、静電気を持つ糸ほこりが出る。その静電気を持つほこりが手や手織り機に付着して除去し難く、空中に飛んだ糸ほこりは作業者が呼吸とともに吸いこんで体に悪影響を与えたりしている。本考案は前述の欠点を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
手織り機のシャトルに多くの横糸を巻いた時の形状がスムースに出し入れ出きる、片方が矢型状、片方が開口した袋状の樹脂製カバーを使用することにより、カバーが縦糸との摩擦を少なくして問題を解決している。
【考案の効果】
【0005】
上述のように、横糸を巻いたシャトルをシャトルカバーに差込むことにより、縦糸と横糸がシャトルを通す時の摩擦が静電気を持つ糸ほこりの発生を少なくし、通しやすく、手織り機に付着する糸ほこりの除去回数を少なくするとともに、糸ほこりを口から吸いこむことを最小にすることが出来る。
【考案の実施するための最良の形状】
【0006】
柔軟性のある樹脂製フィルムを使用して、横糸を巻いた状態のシャトルがスムースに出し入れ出きる、片方が閉じた矢型、矢型に対面する片方が開口しているシャトルカバー。
【実施例】
【0007】
以下、添付図面に従って実施例を説明する。図1の1は樹脂製フィルムで筒状の片方が矢型の三方が閉じた筒状の袋状のシャトルカバーである。2はシャトル本体、3はシャトルに巻きつけた横糸である。
【0008】
4は縦糸、5は手織り機本体の機能部品の綜こうである.
【0009】
横糸3を巻きつけた状態のシャトル2を、シャトルカバー1に差込む。
【0010】
シャトルカバー1に横糸3を巻きつけたシャトル2を差込み綜こう5を通った縦糸4の開口部に通し、織り作業をする。
- 【登録番号】実用新案登録第3112105号(U3112105)
【登録日】平成17年6月22日(2005.6.22)
【発行日】平成17年8月4日(2005.8.4)
【考案の名称】シャトルカバー
- 【出願番号】実願2005−2104(U2005−2104)
【出願日】平成17年3月10日(2005.3.10)
【出願人】
【識別番号】599136762
【氏名又は名称】横田株式会社
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