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万華鏡
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- 【要約】
【課題】内容色彩模様の更なる多様化と、外観の装飾性を向上する。
【解決手段】外壁に模様を表示した筒体の先端部に、内側へ鏡板よりなる角筒を収容し、その内側へ回転により色彩、模様を表現する為の彩色固形物を収容した回転筒を連設し、筒体の基端面へ覗孔を設けた万華鏡。
- 【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 外壁に模様を表示した筒体の先端部に、内側へ鏡板よりなる角筒を収容し、その内側へ回転により色彩、模様を表現する為の彩色固形物を収容した回転筒を連設し、筒体の基端面へ覗孔を設けたことを特徴とする万華鏡。
【請求項2】 陶磁器製又は木製の筒体の外壁に装飾用の模様を表示した筒体の先端部に、内側へ鏡板よりなる三角筒、四角筒、又は多角筒を収容し、その内側へ回転により色彩模様を表現する彩色固形物を収容した回転筒を連設し、筒体の基端面に覗孔を設けたことを特徴とする万華鏡。
【請求項3】 陶磁器製又は木製の筒体の外壁に装飾用の模様を表示した筒体の先端部に、内側へ鏡板よりなる三角筒、四角筒、又は多角筒を収容し、その内側へ回転により色彩模様を表現する宝石類その他の彩色固形物の一種又は複数種を収容した回転筒を連設し、筒体の基端面に覗孔を設けたことを特徴とする万華鏡。
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- 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】
この考案は、内部を見て色彩、模様を楽しむことは勿論、卓上においても装飾物となることを目的とした万華鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の万華鏡は、円筒の中に長方形のガラス板を三角に組み込み、筒の一方の端を磨り硝子で覆い、他方の端に彩色紙片、ガラス片などの小片を収容し、円筒を覗き乍ら回転することによって、彩色紙などが各種色模様表現するように構成されている。
【0003】
【考案により解決すべき課題】
前記従来の万華鏡は、覗くことによって各種形状、色彩、模様を表現することができるが、外観は変りばえのしない円筒にすぎなかった。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
然るにこの考案は、筒体を陶磁器製又は木製とすると共に、外壁に色彩、模様を表現し、かつ内側へ宝石、貴石等を収容することによって内容色彩の変化を一層多様化すると共に、外観を改善し、万華鏡の効用を幅広くしたのである。
【0005】
即ちこの考案は、外壁に模様を表示した筒体の先端部に、内側へ鏡板よりなる角筒を収容し、その内側へ回転により色彩、模様を表現する為の彩色固形物を収容した回転筒を連設し、筒体の基端面へ覗孔を設けたことを特徴とする万華鏡である。また他の考案は、陶磁器製又は木製の筒体の外壁に装飾用の模様を表示した筒体の先端部に、内側へ鏡板よりなる三角筒、四角筒、又は多角筒を収容し、その内側へ回転により色彩模様を表現する彩色固形物を収容した回転筒を連設し、筒体の基端面に覗孔を設けたことを特徴とする万華鏡である。次に他の考案は、陶磁器製又は木製の筒体の外壁に装飾用の模様を表示した筒体の先端部に、内側へ鏡板よりなる三角筒、四角筒、又は多角筒を収容し、その内側へ回転により色彩模様を表現する宝石類その他の彩色固形物の一種又は複数種を収容した回転筒を連設し、筒体の基端面に覗孔を設けたことを特徴とする万華鏡である。
【0006】
この考案に用いる宝石類は、ダイヤモンド、めのう、水晶、ひすい、エメラルドなどがある。
【0007】
また筒体は、陶磁器製、木製の外にも七宝製、漆器製などもある。このようにすれば卓上に載置するだけで装飾物となる。
【0008】
【考案の実施形態】
この考案は従来の万華鏡の筒体壁へ装飾絵画、図形等を表示すると共に、内部へ宝石類を収容することによって、覗見出来る色彩、模様に更なる多様性を付与したものである。
【0009】
従って玩具類としての多様性の増加と、装飾物としての価値を付与した点にこの考案の特質がある。
【0010】
【実施例1】
陶磁器製の筒体1の外壁に絵画2を表示し基端側に覗孔3を設けると共に、先端側に、内側へ三枚の鏡板4で形成した三角筒5を収容した回転筒6を連設し、前記角筒5内へダイヤモンド粒7、水晶粒8、ひすい粒9及び色彩硝子片10の混合物を収容してこの考案の万華鏡を構成した。
【0011】
この実施例においては、ダイヤモンド粒、ひすい粒、色彩硝子粒を収容したが、他の宝石又は真珠片などを収容することもできる。
【0012】
要するに、色彩、模様の多様化を図ることを目的としており原則的に収容物に限定されない。
【0013】
【考案の効果】
この考案によれば、宝石類等を収容することによって、色彩模様の多様化と美観の向上を図ると共に、外観に留意したので装飾物としても使用し得るなどの諸効果がある。
- 【登録番号】第3022316号
【登録日】平成7年(1995)12月27日
【発行日】平成8年(1996)3月22日
【考案の名称】万華鏡
- 【出願番号】実願平7−9286
【出願日】平成7年(1995)9月1日
【出願人】
【識別番号】595126369
【氏名又は名称】
- 【代理人】
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 正次
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