スポンサード リンク
時刻センサ
スポンサード リンク
- 【要約】
【課題】 本考案の名称は時刻センサであり、計時と時間設定が可能な時刻センサに関するものであり、本考案の目的は適時に使用者に対して飲料品、食品の保証期限到来または薬服用時間の到来を喚起することができる時刻センサを提供する。
【解決手段】 表面に表示パネルとタッチキーが設置されたケーシングが備わり、内部にはプリント回路板、電池、及び表示器が設置された時刻センサであり、該ケーシングの形状は蓋体で、該プリント回路板上には時刻報知機能が備わった集積回路が設置されていることを特徴としている。本考案は単独で時刻報知用として使用することができ、また時刻報知機能を備えた時刻センサと時期到来を喚起される必要がある飲料品、食品または服用しなければならない薬品が入った容器と併せて使用すると、予め設定された時間が到来すると音声が発せられ、飲料品、食品の期限到来または服用時間の到来が喚起され、使用と携帯に便利であり、患者や看護人の使用に向いている。
- 【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 表面に表示パネルとタッチキーが設置されたケーシングが備わり、内部にはプリント回路板と、電池と、表示器が設置された時刻センサであり、該ケーシングの形状が蓋体で、該プリント回路板上には時刻報知機能が備わった集積回路が設置されていることを特徴とする時刻センサ。
【請求項2】 前記蓋体とネジ山が付いた容器がねじり接続されていることを特徴とする請求項1記載の時刻センサ。
【請求項3】 前記容器が瓶または缶であることを特徴とする請求項2記載の時刻センサ。
【請求項4】 前記蓋体が入れ物容器用の蓋として設計されており、入れ物容器と併せて使用することを特徴とする請求項1記載の時刻センサ。
【請求項5】 前記表示パネルが4桁のデジタル表示であり、中間がコロンで分けられていることを特徴とする請求項1記載の時刻センサ。
【請求項6】 前記タッチキーが2個で、前記表示パネルの下方に設置されており、一方のキーが設定キーであり、もう一方のキーがスタート/ストップキーであることを特徴とする請求項1または5記載の時刻センサ。
【請求項7】 前記タッチキーと指との接触面が軟質ゴム面であることを特徴とする請求項6記載の時刻センサ。
【請求項8】 電池容量が1.5Vであることを特徴とする請求項1記載の時刻センサ。
スポンサード リンク
- 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は時刻センサに関するものであり、特に計時と時刻設定が可能な時刻センサに関するものであり、日常生活領域に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
都市生活者は時間と金銭の節約のために、一般的に一度に一定数量の飲料品、食品を購入して、家庭または事務室内に保管して使用に備える。しかし都市生活者は多忙であるため、購入した食物のことを容易に忘れてしまい、それを思い出したときには、食物はすでに品質保証期間が過ぎており、捨てる他なく、その場合には金銭と食物の浪費となる。
【0003】
人がひとたび病気に罹患すると、時間通りに薬を服用しなければならない。一般的には数時間おきに1回服用しなければならず、病状に応じて、回数は1日に1回から4回と様々である。しかし病気に罹患している期間中は、精神状態と身体状態ともに不調であり、面倒を見てくれる人がいない場合には、往々にして服用時間を間違えることがある。場合によっては、患者は複数種の薬物を服用しなければならず、その服用時間もそれぞれ異なっている。その場合、時間通りに服用しようとすれば、各薬物の服用時間を正確に記憶しなければならず、それは患者や看護人にとっては一定の圧力と負担となる。実際に服用を忘れるか、または時間を間違えた場合には、薬物の治療効果に影響が及び、回復時間が延びることにもなる。都市生活者は仕事が忙しく、生活は多忙で、飲食は不規則であり、仕事にかまけて服用を忘れたり、時間を間違えたりすることもよくあり、健康回復に影響が及ぶことになる。そのため面倒ではあっても仕事をしている人間にとっては、時間通りに薬を服用することはとりわけ重要である。
【0004】
上記問題に対して、本考案の目的は予め時刻を設定できる時刻センサを提供し、食物の品質保証期間または薬物の服用時間を報知するものである。
【考案が解決しようとする課題】
【0005】
上記目的を達成するために、本考案では次の設計を採用している。つまり表面に表示パネルと制御キーが設置されたケーシングが備わり、内部にはプリント回路板、電池、表示パネルおよびタッチキーが設置された時刻センサであり、該ケーシングの形状は蓋体として設計されており、該プリント回路板上には時刻報知機能が備わった集積回路が設置されていることを特徴としている。
【0006】
前記時刻センサは、前記蓋体の口部分に内ネジが刻まれ、ネジ山が備わった容器とねじり接続することができ、前記容器は瓶または缶であることを特徴としている。
【0007】
前記時刻センサは、前記蓋体が入れ物容器の蓋として設計されており、入れ物容器と一括して使用することができることを特徴としている。
【0008】
前記時刻センサは、前記表示パネルが4桁のデジタル表示であり、前半2桁の数字は日数を表示し、後半2桁の数字は時間を表示しており、また前半2桁の数字が時間を表示し、後半2桁の数字が分を表示するように設定することもできることを特徴としている。
【0009】
前記時刻センサは、前記制御キーが2個設けられ、表示パネルの下方に設置されており、一方のキーは設定キー、もう一方のキーはスタート/ストップキーで、制御キーの指との接触面は軟質ゴム面であり、押し易いことを特徴としている。
【0010】
前記時刻センサは、前記電池の容量が1.5Vであることを特徴としている。
【0011】
本考案で使用されている時刻報知機能を備えた集積回路は市場で販売されているものであり、その時刻報知機能と期限到来を報知しなければならない食物または服用しなければならない薬品を一つの容器内に入れておき、予め設定されている時刻が到来すると音声が発せられて、飲料品、食品の期限到来または薬品服用時間が報知されるものであり、使用と携帯は非常に便利で、患者や看護人などが使用すると、新たな使用効果を発揮することができることを特徴としている。
【0012】
【考案の実施の形態】
図1、図2に示されている通り、本考案の時刻センサは、外形構造が蓋体1で、蓋体1の底部は本考案の表面6であり、蓋体1の口部分には内ネジ11が刻まれ、飲料瓶の口または薬瓶の口とねじり接続できるか、または直接飲料瓶の蓋または薬瓶の蓋に被せることができ、内部には服用しなければならない薬品を配置することができる。蓋体1内には時刻報知機能が備わった集積回路31が設けられたプリント回路板3が装着されており、上面には1.5Vの電池4が挿入され、電池4はプリント回路板3を介してタッチキー22、23と相互に接続され、タッチキー22、23はプリント回路板3を介して表示パネル21と相互に接続され、表示パネル21は集積回路31と相互に接続されている。
【0013】
図3、図4に示されている通り、本考案の外形形状は入れ物容器蓋8として設計し、入れ物容器7と一括して使用することも可能であり、飲料品、食品や薬物を入れ物容器7に入れることができる。その外形が蓋体形状である時刻センサ1は入れ物容器蓋8上に設置される。
【0014】
図5に示されている通り、表示パネル21は透明円盤2内に設置されており、表示パネル21はデジタル表示である。表示パネル21の下方には2個のタッチキーが設置されており、左側は設定キー22で、右側はスタート/ストップキー23である。
【0015】
図6に示されている通り、透明円盤2内の表示パネル21とタッチキー22、23は全体として時刻センサの表面6上に設置され、時刻センサの表面には若干の大小様々な長方形の枠が設けられている。
【0016】
図7は本考案における各部分の回路図を示している。
【0017】
本考案における第一の使用方式は以下の通りである。
【0018】
先ずスタート/ストップキーを押すとLCD表示パネル内が点灯する。計時を開始することだけが必要である場合には、改めてスタート/ストップキーを1回押すと、LCDに表示されているコロンが1秒間に1回点滅して計時が開始される。最長で99日間の計時が可能であり、最長日数が経過すると、再度設定キーが1回押されるまでスリープ状態となる。改めて計時を開始する場合には、再度スタート/ストップキーを1回押せばよい。電池を節約するために、使用を停止する際には、LCD表示パネルに1時間表示されると自動的にスリープ状態となり、LCD表示パネルは表示を停止する。表示を呼び出すためには、スタート/ストップキーを1回押せば、LCD表示パネルに計時時間が表示される。改めて計時を開始する際には、設定キーを1回押した上で、スタート/ストップキーを1回押せばよい。
【0019】
予め日数を設定する場合には、先ずスタート/ストップキーを1回押してLCDを表示させ、改めて設定キーを押して前半2桁の数字により選定日数を設定し、その上でスタート/ストップキーを1回押せば日数は確定され、カウントダウンが開始される。カウントダウンの最長日数は99日間である。カウントダウンが開始されると、LCD表示パネルのコロンが1秒間に1回点滅して、所定日数到来まで計時が開始される。時期が到来すると音声により時期到来が報知され、LCD表示全体も1秒間に1回点滅して注意が喚起される。電池節約のために、使用を停止する際には、LCD表示パネルに1時間表示されると自動的にスリープ状態となり、LCD表示パネルは表示を停止する。表示を呼び出すためには、スタート/ストップキーを1回押せば、LCD表示パネルにカウントダウンの計時日数が表示される。改めて計時を開始する際には、設定キーを1回押すと、計時が再開される。
【0020】
本考案における第二の使用方式は以下の通りである。
【0021】
先ずスタート/ストップキーを押すとLCD表示パネル内が点灯する。計時を開始することだけが必要である場合には、改めてスタート/ストップキーを1回押すと、LCDに表示されているコロンが1秒間に1回点滅して計時が開始される。最長で99時間の計時が可能であり、最長時間が経過すると、再度設定キーが1回押されるまでスリープ状態となる。改めて計時を開始する場合には、再度スタート/ストップキーを1回押せばよい。電池を節約するために、使用を停止する際には、LCD表示パネルに1時間表示されると自動的にスリープ状態となり、LCD表示パネルは表示を停止する。表示を呼び出すためには、スタート/ストップキーを1回押せば、LCD表示パネルに計時時間が表示される。改めて計時を開始する際には、設定キーを1回押した上で、スタート/ストップキーを1回押せばよい。
【0022】
予め経過時間を設定する場合には、先ずスタート/ストップキーを1回押してLCDを表示させ、改めて設定キーを押して前半2桁の数字により選定時間数を設定し、その上でスタート/ストップキーを1回押せば時間数は確定され、カウントダウンが開始される。カウントダウンの最長時間数は99時間である。カウントダウンが開始されると、LCD表示パネルのコロンが1秒間に1回点滅して、所定時間到来まで計時が開始される。時間が到来すると音声により時間到来が報知され、LCD表示全体も1秒間に1回点滅して注意が喚起される。電池節約のために、使用を停止する際には、LCD表示パネルに1時間表示されると自動的にスリープ状態となり、LCD表示パネルは表示を停止する。表示を呼び出すためには、スタート/ストップキーを1回押せば、LCD表示パネルにカウントダウンの計時時間数が表示される。改めて計時を開始する際には、設定キーを1回押すと、計時が再開される。
- 【登録番号】実用新案登録第3089655号(U3089655)
【登録日】平成14年8月14日(2002.8.14)
【発行日】平成14年10月31日(2002.10.31)
【考案の名称】時刻センサ
- 【出願番号】実願2002−2479(U2002−2479)
【出願日】平成14年4月30日(2002.4.30)
【出願人】
【識別番号】502153743
【氏名又は名称】チャートリック インダストリーズ リミティッド
- 【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
- ★当サイトのどのページも全てリンクフリーです、自由にお使いください
※以下のタグをホームページ中に張り付けると便利です。
-
当サイトではIPDL(特許電子図書館)の公報のデータを著作権法32条1項に基づき公表された著作物として引用しております、
収集に関しては慎重に行っておりますが、もし掲載内容に関し異議がございましたらお問い合わせください、速やかに情報を削除させていただきます。