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ビデオテープ自動貸出システム内蔵コンテナ店舗
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- 【要約】
【目的】 特殊なビデオテープケースを利用した自動ビデオ貸出機を内蔵し、専用端末による貸し出し管理を行う、移動可能なコンテナ店舗。
【構成】 コンテナ、専用端末、自動貸出機、専用テープケースなどで構成される。
- 【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 ビデオテープ自動貸し出し装置内蔵コンテナ店舗【請求項2】 ビデオテープ自動貸し出し装置用取り出しフック溝付きビデオテープケース【請求項3】 ビデオテープ自動貸し出し装置用ビデオ内容表示・貸し出し管理システム
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- 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が解決しようとする課題】
従来、ビデオレンタルは従業員がビデオテープ等の貸し出しを行っており、深夜までの長時間営業を行う場合、従業員の確保が難しく実現がむずかしかった。
また、自動販売機に毛の生えたような自動レンタル機はあるが、1台当たり数百本の収納量では顧客のニーズに応えられず、普及しなかった。
また、通常のレンタルビデオ店では、ビデオの内容はわからず、せいぜいパッケージの裏面のあらすじを読む以外、借りるための判断材料がなくそのことが一部メジャー作品に貸し出しが偏る傾向があった。
【0002】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、特殊な形状のビデオケースを利用し、わずか5メーター程度の幅の中に、数千本のビデオを収納できる自動貸出機を開発した。通常のロボットハンドで市販のビデオテープを取り出すと、どうしても上下左右にある程度の隙間を設けなければならず、収納本数を増やす妨げになっていた。本考案のビデオケースは横に取り出しフック用溝があり、その溝にフックを差込み持ち上げるだけで、テープを取り出し移動させることができる。その結果、20フィートコンテナに本装置を組み込むことができた。
また本装置には、ビデオ作品の内容の一部はコンピュータに記憶され、顧客がテレビ画面上で指示すれば自由に表示させることができる装置を組込んであり、実際の内容を確認してからテープを借りることが可能になった。
【0003】
【考案の効果】
従来の装置では狭い店内に多数の自動貸出機を置くことは不可能だったが、本システムではわずか14平方メートルのコンテナ内部に、すべての装置と約3600本のビデオテープを収納することが可能になった。そのため、店舗にとって一番重要な立地について、問題があれば移動させることが可能になった。しかも移動可能なため、用地を借りる際も借りやすくなった。もちろん、建物として建築確認申請が可能である。
また、システム専用端末を設置した事で多数の顧客が同時に、すべてのテープについて内容を確認でき、貸し出し中や新作の入荷予定なども、画面上で確認できるようになった。その上貸し出し中の作品については、返却予定の確認や返却後の予約も可能になった。
新しいビデオケースにより限られたスペースに、通常小型レンタル店舗に匹敵する本数のビデオテープが収納できるため、コンテナを利用した移動可能な店舗を開発できた。またそれらの装置を効率よく働かせるためのコンピュータシステムにより、顧客への情報提供や予約など従来できなかったサービスが可能になった。具体的には24時間営業による4時間、6時間など短時間での貸し出しサービスや、端末による作品名や俳優・監督名での作品検索である。
- 【登録番号】第3055031号
【登録日】平成10年(1998)10月7日
【発行日】平成10年(1998)12月22日
【考案の名称】ビデオテープ自動貸出システム内蔵コンテナ店舗
- 【出願番号】実願平10−5474
【出願日】平成10年(1998)6月16日
【出願人】
【識別番号】598094953
【氏名又は名称】
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