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自販機の容器取付枠に適切な薄肉ダーミー缶
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- 【要約】
【課題】 自販機の容器取付枠に薄肉ダーミー缶を正確に取り付ける形状考案【解決手段】 ダーミー缶円筒部の端部に保持シートを設ける。
- 【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 薄肉ダーミーの端部に一体成形された保持シートを設ける。
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- 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は真空成形によって成形された薄肉ダーミー缶を、予め自販機に取り付けられている樹脂の容器取付枠に、ダーミー缶の最初の取り付け又は交換作業を行う際、ダーミー缶の円筒形状を正確に保持して取り付ける。
【0002】
【従来の技術】
射出成形によるダーミー缶は、厚み3mm、重さ30gもあったが、真空成形による薄肉ダーミー缶は厚さ0,3mm,重さ5gと軽量化されたがその薄さの為に自販機に取り付ける為の色々な工夫が必要となった。その一つとして樹脂の容器取付枠(図3)が開発された。然し取付枠があるからと言ってダーミー缶の円筒形保持は万全とは言えない。
【0003】
【考案が解決しようとしている課題】
この容器取付枠に取り付ける従来の薄肉ダーミー缶の形状(図2)は、真空成形された半円筒形の面と、反対側は開放型のシートから成り、指で挟んで取付枠に差し込む。 この時シートの復元力で円筒を保とうとするが、いびつになったり、位置がずれたりでその修正で手間をとる事がある。そこで円筒形を保ち、正確に正面を向ける事が課題となる。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
この薄肉ダーミー缶は形としては、半面円筒、半面開放となっていて、指で挟んで容易に取付枠に挿入できるが、円筒形を正しく保つ手段として、円筒部の端部に一体成形による円筒保持用シート(図1)を設ける。
【0005】
【発明の実施の形態】
加熱されたシートが真空成形によって金型通りに成形されるが、その後の二次加工によって、必要な保持シート部分を残し仕上げる。保持シートは膜厚によっては片面又は両面に設けても良い。
【0006】
【実施例】
円筒端部に保持シートを同時成形し、且つ表面印刷も含め多数個作る事は容易で、取付枠に装着された参考図を(図4)に示す。
【0007】
【考案の効果】
従来の保持シートが一体成形されていないダーミー缶が、起こしがちな円筒ののひずみ及び位置決めの為の余計な手間が、本考案による保持シート付きのダーミー缶で容易に解決できる。
- 【登録番号】第3055776号
【登録日】平成10年(1998)11月4日
【発行日】平成11年(1999)1月29日
【考案の名称】自販機の容器取付枠に適切な薄肉ダーミー缶
- 【出願番号】実願平10−5975
【出願日】平成10年(1998)7月3日
【出願人】
【識別番号】598015877
【氏名又は名称】
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