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自動販売機による販売用のウォーターピストル
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- 【要約】
【課題】 人件費・その他の経費の低減化を達成する工夫、興趣・意外性およびゲーム性を高める工夫を施した新規の自動販売機による販売用のウォーターピストルを提供する。
【解決手段】 引金部の押込操作により水を噴出し当該押込操作の解放により吸水するポンプをピストル型の注水口付タンク兼外装体に対して噴出口が外方に向ってまた吸水口がタンク兼外装体内に向って開放する状態として内蔵した販売主体を構成し、またこれとは別個に身部分に蓋部分を被せた中空体で全体もしくは一部が透明の容器を構成し、この容器の中に上記販売主体を収納して成るものである。
- 【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 引金部の押込操作により水を噴出し当該押込操作の解放により吸水するポンプをピストル型の注水口付タンク兼外装体に対して、噴出口が外方に向ってまた吸水口がタンク兼外装体内に向って開放する状態として内蔵した販売主体を構成し、またこれとは別個に身部分に蓋部分を被せた中空体で全体もしくは一部が透明の容器を構成し、この容器の中に上記販売主体を収納して成ることを特徴とする自動販売機による販売用のウォーターピストル。
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- 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動販売機による販売用のウォーターピストルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来知られているウォーターピストルは、おもちゃの棚に並べて店頭に陳列され、これを店員が手渡しで一品一品販売していた。中には陳列効果を高めるために美粧化しようとしてカラー印刷箱に入れているものもあった。
【0003】
上記のようにした場合、人件費、その他の経費等が嵩むことになり、結果的に消費者には不本意にも割高の状態で提供することになってしまっているという問題点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の問題点を解消することを第1の目的とし、興趣、意外性およびゲーム性を高めることを第2の目的として工夫を施した、新規の自動販売機による販売用のウォーターピストルを提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を達成するために本考案に係る自動販売機による販売用のウォーターピストルは、引金部の押込操作により水を噴出し当該押込操作の解放により吸水するポンプをピストル型の注水口付タンク兼外装体に対して、噴出口が外方に向ってまた吸水口がタンク兼外装体内に向って開放する状態として内蔵した販売主体を構成し、またこれとは別個に身部分に蓋部分を被せた中空体で全体もしくは一部が透明の容器を構成し、この容器の中に上記販売主体を収納して成るものである。
【0006】
【作用】
本考案に係る自動販売機による販売用のウォーターピストルは、これを自動販売機すなわち、コイン(もしくは紙幣)をその投入口に投入したのちに操作レバーもしくは操作ボタンを操作したときにのみ販売品を供給するタイプの自動販売機(図示せず)における商品格納部内に他の多数種の販売品と一緒にバラバラの状態に装填しておき、そして上記コインの投入者に商品出し口からアットランダムに商品を提供する等の販売に供するものである。
【0007】
【考案の効果】
本考案は、上記のような構成であるので、自動販売機に装填して自動販売することができるものであって、店頭において店員により一品一品ずつ販売する手段に比して世話無しで好都合であり、美粧化用の印刷入り化粧箱による包装も不要で人件費、その他の経費の低減化に有効であり、しかも店員と直に対応することをできるだけ避けたい消費者には向いているものであり、更に上記のように自動販売機の商品格納部内にはバラバラの状態で装填されるので、商品出し口からはいずれの種類の商品が提供されるか自分好みの商品が提供されるか等スリルを味わうことができてゲーム性にも富んでいるものであつて、消費者に夢を与えるものである。
【0008】
【実施例】
図は実施例を示すものであって、引金部1の押込操作により噴出口2から水を噴出し、当該押込操作の解放により吸水口3から吸水するポンプ4を硬質プラスチックを以て構成し、このポンプ4を硬質プラスチック製のピストル型注水口5付タンク兼外装体6に対してその噴出口2が外方に向ってまた吸水口3がタンク兼外装体6内に向って開放する状態として内蔵することによって販売主体7を完成し、この販売主体7を半割球形を呈する無色透明の硬質プラスチック製身部分8とこれに被せた同製蓋部分9とから成る中空の容器10の中に対して収納したものを示している。
【0009】
尚、上記ポンプ4は、2つの弁体11、12とバネ13が内蔵されていて、引金部1の押込操作により噴出口2から水を噴出し、当該押込操作の解放により吸水口3から吸水するようになっているものであって、スコープを模した栓体14を抜き外して注水口5から注入されたタンク兼外装6の水が失くなるまで繰返して実際に噴射できるようになっているものである。
【0010】
本考案は、外装体を別のピストルの形にしたり、販売主体を透明容器に入れず店頭で販売できるようにしたり、販売主体に吊下げ環をつけてキーホルダや根付け、さげ飾等として利用するようにしたりすることが可能であり、また栓体を外して代わりに予備タンク(別売りでも可)を取り付けるようにすることがあり、これ等にも本考案が及ぶことは当然である。
- 【登録番号】第3057700号
【登録日】平成11年(1999)3月10日
【発行日】平成11年(1999)6月2日
【考案の名称】自動販売機による販売用のウォーターピストル
- 【出願番号】実願平10−7581
【出願日】平成10年(1998)9月11日
【出願人】
【識別番号】596126421
【氏名又は名称】株式会社 ビーム
- 【代理人】
【弁理士】
【氏名又は名称】杉山 泰三
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