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CPU放熱装置
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- 【要約】
【課題】CPU放熱の効果をさらに有効とするため、コンピュータのCPUに応用するだけでなく、CPUをコントロールユニットとする機械、電器或いは、その他の設備のいずれにも応用できるCPU放熱装置を提供する。
【解決手段】 放熱装置中のアルミ材放熱シートに嵌め溝を設けて冷却片を嵌着し、さらに外部に金属片を結合させて封鎖し、並びに制御回路で制御し、冷却片の発生する冷源を金属片に拡散伝導し、貼り合わせたCPUに対して有効に高温の抑制冷却を発生させ、これによりCPUが高温状態下で実行不安定或いはフリーズ状況を発生するのを防止する。
- 【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 組み合わされたファンとアルミ材放熱シートを具えたCPU放熱装置において、該アルミ材放熱シートの接触面に嵌め溝が設けられて冷却片が組み付けられ、該アルミ材放熱シートの側辺に出口が設けられて冷却片の電源導線が引き出され、アルミ材放熱シートの接触面の上に金属片が結合されて該接触面が被覆され、該冷却片とファンの電源導線が制御回路に連接され、該制御回路の電源が別の電源導線で一対の電源プラグに連接され、電源がコンピュータ内部の電源回路より取得されることを特徴とする、CPU放熱装置。
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- 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種のCPU放熱装置に係り、特に、放熱装置中のアルミ材放熱シートに嵌め溝を設けて冷却片を嵌着し、さらに外部に金属片を結合させて封鎖し、並びに制御回路で制御し、冷却片の発生する冷源を金属片に拡散伝導し、貼り合わせたCPUに対して有効に高温の抑制冷却を発生させ、これによりCPUが高温状態下で実行不安定或いはフリーズ状況を発生するのを防止するCPU放熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は周知の放熱装置の構造表示図である。図示されるように、この周知のCPU放熱用の放熱装置は、アルミ材放熱シート20とファン10で組成され、ファン10の電源は電源プラグ30を介してコンピュータ内部の電源回路より取得される。
【0003】
前述の周知の放熱装置は、アルミ材放熱シート20の接触面23とCPUの表面が貼り合わされ、CPU作業の発生する熱源をアルミ材放熱シート20に伝導し、さらにファン10でアルミ材放熱シート20に風を吹きつけて、CPUの発生する高温を下げる。
【0004】
前述の周知の放熱装置が行うCPUに対する放熱は、有効にはCPUの発生する高温を下げることができず、特に、CPUが長時間作業する時、或いは不断に高速で演算実行する状況にあっては、有効にCPUが発生する高温を抑制できず、このためCPUが運転実行中に不安定となったりフリーズする状況を発生し、コンピュータ設備の作業の実行中断の損失をもたらした。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主要な目的は、放熱装置中に冷却片を増設し、冷却片の冷却効果を利用し、有効にCPUの発生する高温を抑制し、さらにCPUの動作を安定させ、特に、CPUの長時間作業状態にあって、CPU動作を安定さえることにある。
【0006】
本考案の次の目的は、CPU放熱の効果をさらに有効とするため、コンピュータのCPUに応用するだけでなく、CPUをコントロールユニットとする機械、電器或いはその他の設備のいずれにも応用できるCPU放熱装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、組み合わされたファンとアルミ材放熱シートを具えたCPU放熱装置において、該アルミ材放熱シートの接触面に嵌め溝が設けられて冷却片が組み付けられ、該アルミ材放熱シートの側辺に出口が設けられて冷却片の電源導線が引き出され、アルミ材放熱シートの接触面の上に金属片が結合されて該接触面が被覆され、該冷却片とファンの電源導線が制御回路に連接され、該制御回路の電源が別の電源導線で一対の電源プラグに連接され、電源がコンピュータ内部の電源回路より取得されることを特徴とする、CPU放熱装置としている。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案は放熱装置中のアルミ材放熱シートに嵌め溝を設けて冷却片を嵌着し、さらに外部に金属片を結合させて封鎖し、並びに制御回路で制御し、冷却片の発生する冷源を金属片に拡散伝導し、貼り合わせたCPUに対して有効に高温の抑制冷却を発生させ、これによりCPUが高温状態下で実行不安定或いはフリーズ状況を発生するのを防止する。
【0009】
【実施例】
図2は本考案の構造表示図である。図示されるように、本考案は、ファン10、アルミ材放熱シート20、冷却片40、金属片50、一対の電源プラグ30及び制御回路60を具えている。前述のアルミ材放熱シート20とファン10は組み合わされ(図3参照)、該アルミ材放熱シート20には接触面23に嵌め溝21が設けられると共に、側辺に出口22が設けられ、該嵌め溝21に前述の冷却片40が挿着され、且つ冷却片40の電源電線が出口22より引き出され(図3参照)、さらにアルミ材放熱シート20の接触面23に前述の金属片50が結合されて該接触面23が封鎖されている(図4参照)。
【0010】
前述の冷却片40とファン10の電源導線は前述の制御回路60に連接され、該制御回路60の制御電源はもう一つの電源導線を介して前述の電源プラグ30に連接され、電源がコンピュータ内部の電源回路より取得される。
【0011】
本考案はCPUに対する有効な放熱を行い、並びにCPUの発生する高温に対する有効な抑制を行うため、CPU上部に組み付けられる時(留め具を利用して結合されるが、この部分は本考案の請求標的ではないため説明を省略する。)、金属片50がCPU表面と貼り合わされる。CPUの発生する高温は冷却片40の冷却面より金属片50を介して拡散伝導されて高温が下げられ、該冷却片40の別面の発熱面が発生する熱は、アルミ材放熱シート20及びファン10により散逸させられる。
【0012】
また、前述の制御回路60は常態下で、ファン10の連続運転を制御し、アルミ材放熱シート20にCPUの発生する熱源を散逸させ、周囲温度が上昇する時、制御回路60はセンサにより温度上昇を感知し、並びに冷却片40の冷却運転を制御し、有効にCPUの発生する高温を抑制する。
【0013】
【考案の効果】
前述の改良により、本考案は有効にCPU運転時に発生する高温を抑制して下げることができ、CPUの実行不安定或いは中断の状況の発生を有効に防止でき、ゆえに本考案は改良性と利用性の価値を具備し、実用新案登録の要件に符合する。
- 【登録番号】実用新案登録第3095854号(U3095854)
【登録日】平成15年6月4日(2003.6.4)
【発行日】平成15年8月22日(2003.8.22)
【考案の名称】CPU放熱装置
- 【出願番号】実願2003−628(U2003−628)
【出願日】平成15年2月12日(2003.2.12)
【出願人】
【識別番号】500541014
【氏名又は名称】
- 【代理人】
【識別番号】100082304
【弁理士】
【氏名又は名称】竹本 松司 (外4名)
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